東海税理士会鈴鹿支部所属 税理士 田中英二です。本日は、3月決算法人であるお客様の単年度経営計画立案のお手伝いをさせていただきました。
お客様が単年度経営計画書作成したのは、かれこれ9年前です。
9年前は他の会計事務所と顧問契約をしており、入出金伝票・振替伝票と現金出納を経理の方が手書きを行い、それを会計事務所が会計ソフトへ入力して試算表を作成するというスタイルでした。
当然試算表ができるのは翌月の25日過ぎという状態、もちろん経営計画書などはありませんでした。
当時、経営者の方にお話を聞いてみると、『会社の状況をもっと早く知りたい』『なぜ資金的に厳しくなるのか正直わからない』というお悩みを持ってみえました。
この『経営者の悩みを解消する』事を第一に考え、経理の方にも協力を得てパソコン経理に替えました。試算表は翌月25日頃完成から翌月7日頃(概算値は翌月3日頃)完成というところまで短縮することができました。
そして、経営計画書作成という方向へ会社の軸足を変えていきました。
計画はたてっぱなしでは全く意味がないので、計画と実績の対比を毎月繰り返して行い社長へ報告を行ってきました。
この経営者の方ですが、最初は試算表の見方も正直不慣れではありましたが、今では月次決算書をしっかり理解されています。予算と実績の差異もしっかりとチェックされています。
これ以上書けないのが残念ですが、最近はもっとすごいこともやっています。
本日計画立案後に社長から『5月には金融機関へ決算書の報告をしたいので同行してほしい』言われました。
9年間いろいろありましたが、本当に『経営』をされているなあと思いました。
東海財務局・中部経済産業局認定 経営革新等支援機関 田中英二税理士事務所
新HPもぜひご覧ください(三重県鈴鹿市の税理士) 田中英二税理士事務所のホームページへ
posted by 田中 英二 at 21:39|
Comment(0)
|
経営計画
|

|